お笑いにおける年末の恒例行事といえばM-1グランプリですよね。
毎年、優勝者は人生が変わるほどのシンデレラストーリーを描くことになるが、その中でも決勝以上に注目を集めるのが敗者復活戦です。
ここから勝ち上がったコンビが優勝するケースも珍しくないため、視聴者の関心は毎年大きいと感じています。
今年は21組が敗者復活戦に挑みますが、誰が敗者復活の権利を掴むのか予想していきます。
M-1 グランプリの敗者復活戦の仕組みは?
敗者復活戦が行われるのは本番当日の昼です。
12月21日午後3:00〜
準決勝で惜しくも敗れた21組がA、B、Cの3ブロックに分かれてネタを披露し、面白かったコンビが残っていくサバイバル形式で各ブロックの勝者を決めていきます。
各ブロックでの勝敗を決めるのは会場からランダムに選ばれた200名の観客です。
3ブロックで勝ち上がった3組は最終ステージへ進み、M-1決勝進出経験のある芸人審査員の投票により、決勝へ進むたった1組が選ばれる。
単純な勝敗ではなく、観客の感情を動かしたコンビが勝つのが敗者復活戦の特徴と言えます。
敗者復活戦の出場者一覧
公式サイトではすでに出場者が発表されています。
- おおぞらモード
- 20世紀
- 今夜も星が綺麗
- ひつじねいり
- フランツ
- ゼロカラン
- 大王
- センチネル
- イチゴ
- カナメストーン
- ミカボ
- 例えば炎
- 生姜猫
- ネコニスズ
- ドーナツ・ピーナツ
- TCクラクション
- 黒帯
- カベポスター
- スタミナパン
- ミキ
- 豆鉄砲
どのコンビもネタの完成度は高く、波乱が起きる可能性は十分にあると感じています。

敗者復活戦で勝つコンビの共通点
過去敗者復活戦を勝ち上がってきたコンビにはいくつか共通点があるようです。
過去の傾向から読み解いてみようと思います。
過去10年の敗者復活コンビ
ここで、過去10年で敗者復活となったコンビを紹介します。
| 2015年 | トレンディエンジェル |
| 2016年 | 和牛 |
| 2017年 | スーパーマラドーナ |
| 2018年 | ミキ |
| 2019年 | 和牛 |
| 2020年 | インディアンス |
| 2021年 | ハライチ |
| 2022年 | オズワルド |
| 2023年 | シシガシラ |
| 2024年 | マユリカ |
1. ネタが分かりやすい
敗者復活戦は素人である会場の観客の投票で決まるため、ネタが一度で伝わることが最重要です。
複雑な設定があるネタよりも、出だしから勢いと明確な笑いを作れるタイプが強いと考えています。
しかし、和牛のような見事な伏線回収を行うコンビも最近では指示を集めていますね。
2. テレビ露出やSNSで名前が知られているコンビ
観客や視聴者が「知っているかどうか」は投票結果に直結する傾向が非常に強いです。
特に最近はSNSでの動画バズやテレビのネタ番組出演で露出を増やすことが多く、票数にも影響を与えています。
ネタを見た瞬間に「このコンビか」と思える認知度が大きな武器とですね。
3. 敗退の悔しさがパワーに変わるコンビ
準決勝の敗退がわずかの差だった場合や過去に決勝に進出したことがあるコンビはその勢いが敗者復活で爆発することがあります。
ネタはもちろんのこと、悔しさから這い上がる姿が観客の共感を生むのでしょう。
敗者復活コンビ予想
敗者復活となるコンビはやはり認知度により勝ち上がる可能性が高いでしょう。
その中で知名度が頭一つ抜けている「ミキ」
そして、決勝進出経験もある「カベポスター」
この2組が本命だと考えています。
個人的には「ひつじねいり」のネタも完成度が高く面白いので、注目しています。
まとめ
M-1グランプリ2025の敗者復活戦は、21組が3ブロックに分かれてサバイバル戦が行われます。
実力者が多いので、予想するのは難しいところですが、過去の傾向を見ると知名度が大きく左右するのではないかと考えています。
今年も最後の一枠を巡る熱い戦いに注目したいですね。


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